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子育てもイロイロ

先日図書館で。
入り口付近から、大きな泣き声が聞こえてきた。
「いや、いや、いや、いや~~~~~!ぜったいにいや~~~」
あまりの声の大きさと、派手さに、そのあたりにいる人は皆、その声の出所を確認している。
そういう私たち夫婦も・・・
見れば、3,4歳くらいの女の子。
横にはおとなしそうなお父さんと、お母さん。
女の子の横にはピンクの長靴がちんまり揃えておかれている。
見ては悪い、と思いつつもずーーーーーーーーーっと大声で泣いてわめき続けるので、ちらちらと視線が流れてしまう。
何が原因で泣いて怒っているんだろう?
周りにいる誰しもがそう思っていたはず。
穏やかなお母さんは、静かな声で何かを女の子に話しかけ、手をつないで女の子のわめき声を受け止めている。
お父さんも、お母さんと同じ姿勢でしゃがみ込んでじっと女の子の怒りを受け止めている。
女の子は激しくかぶりを振り、
「いや、いや、いや、いや、いやだーーーーーー!!」
と、嫌の連呼を続けている。
この長靴を履くのが嫌、というのだろうか?
それとも図書館に入るのが嫌、というのだろうか?
色々に想像しながら私が図書館に入ろうとした瞬間。
ごつっ・・
女の子の振り上げたげんこつがお母さんの頭に当たった。
横を通る私にはっきりと聞こえる「ごつっ」だった。
思わず私の方が息を詰めてしまった。
それでもそのお母さんは、その子を叱ったりせずなだめ、何かを話しかけている。
すご・・・・
私なら、きっとカッとなって子どもを叱るか、子ども相手にマジギレしてたたいたかも知れない。
静かな図書館で、全館に響き渡るような大声で泣きわめかれて、ただでさえ周りの視線が全身に突き刺さるような状況で、音がするくらいこどもにげんこつで殴られたら・・
えらいな~・・あのお母さん。
成り行きを見たかったのだが、そうも行かずその場を後にする。
中に入ってからも10分ほど、ずーっとその子の泣き声は止まず。
それから、しばらくして遠くの方から
「ごめんなさい。。ごめんなさい。。」
と泣きながら謝る声が聞こえ始めた。
どういう流れでそうなったのかは知るよしもないが。

以前も図書館で、同じくらいの年代の別の母娘がいた。
お母さんは自分の本を読むのに必死で、子どもは室内を走り回っている。
走るだけでは飽きたらず、階段の手すり部分で遊び始めた。
警備員さんが、危ないのでやめるように子どもに注意するが知らん顔。
やんわりとお母さんに
「お子さん、怪我するといけないので、ちゃんと見てあげてくださいよ。」と注意するがそれに関しては完全無視し、自分の娘に
「ばかみたいなことしないでちょうだい。おとなしくしなさい、っていつも言ってるでしょ!!」
とものすごい剣幕でしかりとばした。
それはないでしょ・・・
と、その非常識な母親にあきれたものの。

自分の子育てを振り返り、けっして人様にえらそうに言えるような子育てはしなかった私。
真っ直中の時間を離れて、見物する立場になってみると色々な子育てが見えてくる。
今ならもっとましな子育てができるかな?
いやいや、根本的に私は子育てにむかない女なんだとあらためて気づくことが多いのであった。
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by citroentz | 2010-06-30 20:46 | つらつら | Comments(0)

流行モノも薄衣で

思いついてからはや半年の月日が流れた。
あっちをむいてもこっちを見てもリバティ、リバティ・・・
そのままで形にして着て出かけるのは天の邪鬼な私としては気が乗らない。
なので。
ちょこっとのぞかせて、形にしたらどうかな?と。
夏の和菓子を思わせる、薄衣を着せたブラウス。
二重仕立てなのに、とっても涼しい。
肌に触れるリバティの爽やかさといったら!
リバティの真骨頂ここにあり、と言わんばかりにその万人を夢中にさせる理由に納得させられるのであった。
布 リバティthorpe(check&stripe)+綿ローン(地元生地屋)
パターン ナツメ社シンプルに着こなすワンピースとチュニックから変更袖丈を伸ばしタックをとり、身丈はブラウス丈に
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by citroentz | 2010-06-27 13:50 | ちまちま | Comments(8)

ストレスからの解放

ここ何年か流行っている夏用のカバー。
何足か買ってみたが、どれもこれもずるずる脱げてくる。
小さめのサイズを買っても、大きめのサイズを買っても、必ずと言っていいくらいかかとが顔をだす。
靴の中敷きを感じては、靴を脱いでかかと部分を引っ張り上げて、を繰り返してきた。
それが鬱陶しくて、膝丈までのストッキングをはいたりするが、それも暑いときがある。

で、そんな今年。
どこかのブロガーさんが、絶賛していたのが無印のフットカバー。
きちんとかかとがカバーされて、前の部分にはクッションまで付いている。
「絶対脱げないんです!これ、絶対オススメです!!!」
と、ここまで言われたら買ってみずにはおれなくなり・・・
先日の無印週間に買ってきた。
確かに。
グッジョブ!!
今までのストレスはなんだったの?という快適さ。
やるな、無印。
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by citroentz | 2010-06-25 17:29 | どきどき | Comments(6)

狼少年ベル

湿度の高い毎日
色々、いろいろ、イロイロ、思い悩むこともありー、ので。
深い眠りにつけないでいた今日の早朝。
ジリジリジリジリ・・・・
遠いところで鳴る大きな目覚まし音におこされた。
「うるっさいな~・・・」
夫と二人薄目を開けて、カーテンの外から聞こえるベルの音に耳を澄ます。
あちこちの玄関ドアがばたん、ばたんと閉まる音やら、ひとの声やら・・
「火事かなぁ?」
「ちゃうんちゃう?」
そんな呑気なことをいいつつ、再び眠りに落ちた私たち。

出勤時、めったに人にあうことのないエレベーターで一緒になった奥さんに
火災報知器のことを尋ねると、下の方の階で誤作動したという情報をもらう。

会社の入っているビルでも、しょっちゅう火災報知器が誤作動を起こす。
いつものことなので、誰も知らん顔。
これが、本当に火事だったら、どうするんだろう?
嘘つき羊飼いの「狼が来たー!」と一緒で、本当に火事が出たときには手遅れになるかもしれない。

本当に信頼できる狼少年ベルはあるのかな?
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by citroentz | 2010-06-23 18:36 | つらつら | Comments(2)

先入観が邪魔をする

見るからにまずそう・・・
見るからにダサそう・・・
そんな先入観で近づくことを避けていたお店。

ひとつは和菓子屋さん。
何年か前に、通勤路にオープンした。
駐車場もないし、だいたい店構えからして、オープンしたてなのになぜだか黄ばんだ電飾看板。
お店のディスプレイも外から見ても入ってみたくなるようなディスプレイではなく、よくある田舎の和菓子やさん的。
そしてさらに不思議なのは、和菓子やさんなのに、生洋菓子が並べてある。
怪しい・・・。
和菓子だけだと商売にならないから、とりあえず洋菓子も並べておこうか・・といったノリで並べられているようなケーキ数種。
いつみても、お客さんの影すらみたことがない。
これで商売が成り立っているのが、非常に不思議だ、と常々思っていたお店である。
ところが。
ある日、地元の新聞に掲載された。
へぇ~~~・・・美味しいのかしらん?
勇気を出して買ってみようか?
ということで、おそるおそる足を踏み入れた。
まだ新しいはずの内装なのに、照明は蛍光灯。
味気ない蛍光灯に照らされて、ショートケーキのいちごがうらめしそうに並んでいる。
「う・・・失敗だったかも。。。。」
一瞬、頭の中に後悔の言葉が浮かぶ。
人間ディスポーザーの息子がいない今、失敗したときの代償は大きい。
こわごわ豆大福を二つ、買ってみた。
豆大福、といえば京都の出町柳の豆大福が有名。
はるか大昔に食べたそれが、どんな味でどんな口当たりだったかを思い出す術はないが、おそるおそる口にした豆大福は、まずまずだった。
ちょっと塩味のきいた粒あんは好みだし、たっぷり入った赤えんどうまめも皮が口に残ることをのぞけば及第点が出せる。
何より、安い!
案外、いいんじゃな~い?

お次。
ちょっと思いついた洋服があって、薄い綿ローンを探していた。
どうしても思い通りの透け感のある生地が見つからなくて、あきらめて妥協して、近所の大手手芸店で手に入るものにしようか・・
と、悩んでいたある日。
商店街に古くからある生地やさんを思い出した。
でもなぁ・・・・・・・・・・・・・
そこの生地やさんは、おばあちゃんが店主でやっているお店。
以前一度だけ足を踏み入れたが、どうみても古い感覚の生地しか並んでいなかったような・・・
でも、だからこそ綿ローンというオーソドックスな生地が意外とあるかもしれない、という淡い期待を持って店に入った。
昔構えていた場所は、再開発の名の下に追い出され、うらぶれた裏商店街でひっそり店を出していた。
やはり、ここも蛍光灯。。
にこやかにおばあちゃま、というのが正しい年配の店主が応対に出てくる。
探す、というほどもないくらいの品揃えなのだが、ここはすっぱり目的のモノを名指しして、無い、という返事をもらって退散すべし。
と心に決め
「あの~・・・綿ローン、かなり薄手のローン生地ありますか?」
と切り出した。
「はいはい、ありますよ。一種類だけですけどね。これでどうかしら?」
と、だされたのはまさに私が探していた、ポリエステルにも匹敵するくらいの細い番手の糸で織られたローン生地!
おまけに、これまたびっくりするくらいお安くて。。

もう、メインストリートの商店街に戻ることはないんですか?と尋ねたら
寂しそうに笑って
「そうですね。。。もう、うちのようなお店はあんな華々しい場所には必要とされていないから・・」
と答えられた。
いえいえ、もっと雰囲気を変えて、多少の品揃えを変えれば、充分やっていけますよ!
と生意気な励ましの言葉をぐっと飲み込んだ。

いやはや、先入観だけでものごとをみていると、損するもんだわ。
視点を変えてみてみれば、もっともっと世界は変わる、かも!?
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by citroentz | 2010-06-10 19:00 | つらつら | Comments(0)

まっさらな気持ち

当初、夫に頻繁にかかってきていた息子からの電話やメールは、ほとんどなくなった。
そんな一昨日のこと。
ひさびさに電話がかかる。
どうせ、またワールドカップのサッカーの話かなんかやろ・・と夫がでてみると。
なんと。
3回生になる時点で、編入試験を受けてみたい、と言い出した。
それも、自分が現役時代からずっと恋いこがれていた大学に。
はぁ?
ほんまに、頑固者っていうのか、思いこみが激しいっていうのか。
小学校時代に好きだったMちゃんを、おそらく今も思い続けている息子。
そんな一途さ(ある意味バカとも言える・・)は、こんなところにも残っていた。
今の大学が嫌、っていうわけでもなく、本人も納得して進学したのだが、それ以上に初志貫徹、最初の大学への思いが強すぎるのか・・
夫も私も、息子のそういう幼さ、ピュアさ、は分かっているので自分がしたいようにすればいい、ということでとりあえずは応援することに・・・。
単位を落とさないことを条件に。

「ほんま、あいつ、変なやっちゃで。適当に遊んで適当に単位を取って、ゆるーく大学時代を過ごしたらええのに。勉強好きなんやなぁ。変わってるで。」
とは、電話を切ったあとの夫の弁。
おかしかったのは、それを聞いた姑も、開口一番に同じ台詞を言ったこと。
「xxちゃん、勉強するのが好きやねんなぁ・・・」って。
夫と姑はよく似ているが、息子と夫は似ていなかったようである。

まぁ、受かっても受からなくてもいいけど、自分がそうしたいならお気張りやす。
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by citroentz | 2010-06-07 17:06 | つらつら | Comments(0)

週末の遊び場所

図書館で見つけた本たち。
この中の「フランスの色」という本は、私のリクエストで入れてもらった本。
新聞の広告で見つけて、タイトルだけで購入する勇気が湧かず、図書館に入れてもらって様子を見てから、ということで。
フランスらしい、色の見本帳のような本。
エコ・ラッピングも、店頭で見かけて、よさそうだったので借りてじっくり見る。
これなら、買っても無駄にはならなさそう。。
これぞ、本当のエコ?!
曾野綾子さんの本は相変わらずびしびしと言ってくれる。
世の風当たりを気にしつつ、言葉を選び選びすべてをオブラートにくるんだような話の多い昨今、
こういうはっきりした物言いは小気味よい。
図書館に通う回数はますます増えた。
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by citroentz | 2010-06-05 21:32 | どきどき | Comments(2)

尽きぬ話

会社の女部長。
「どぉ?ちょっと短くなったと思わない?」
と、部屋に入ってくるなり、自分の法令線を指さしながら言う。
どれどれ・・
と、見入る私と節子さん。
確かに。
以前よりちょっと短く、というか浅くなっている気がする。

女部長、この一ヶ月ゲルマニウムローラーで顔を擦り続けているのである。
きっかけは、イカの天ぷらを揚げていて目の横に飛び跳ねたときについたシミ。
「どうしよう・・・この歳になるともう、消えないかも知れない・・」
と、悲嘆にくれているので私が、このローラーをオススメしてみたのである。
人に勧めながら、自分が使っているわけではない。
ネットのお友だちが、使い始めて非常にいい!と日記に記していたのを読んで、
「ほぉ~~~~。これは誰かに試してもらって様子を見よう。」
と、密かに企んでいた矢先のことであった。
自分の美容に投資する余裕のない私と違い、潤沢、とは言えなくても少なくとも私より余裕のある部長をターゲットにするのに罪悪感はなかった。
「一ヶ月使ってみて、効果がなければ返品OKらしいですよ。是非試しに使ってみて、その効果を実感してくださいよ。」
と、BAさんさながらに、強力プッシュ。
イメージキャラクターになっている女優さんの、法令線の短さ、シミのない肌も、部長の購買意欲をかきたてた。

そして一ヶ月。
確かに、心なしか法令線が短くなったような・・浅くなったような・・・
あとは、天ぷらが残した足跡がどれほど薄くなるかを見守るのみ。
私の両手には、天ぷらが残したのか、強い紫外線が意地悪したのか、身体の発する年輪なのか、バナナの食べ頃に現れるようなスイートスポットが色濃く模様をなしている。
部長の顔から、あのシミが消えたなら、私も迷わず申し込もうと思う。
息子への仕送りはご遠慮させてもらっても。
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by citroentz | 2010-06-04 22:37 | つらつら | Comments(0)

謎のジュラシックルーム

帰り道
時折、振り返る場所がある。
商店街続きの古びたワンルームマンション。
ベランダには、緑色の防鳥ネットがぴしっと張られている。
なのに、部屋のサッシは枠から外され、立てかけられている。
何故、私が振り返るか、と言えば・・・

暗い部屋の中から
「キィーッ」とか「ギィギィ」とか、バサバサバサという羽音の様な異音が聞こえてくるからなのである。
それは、まさしく映画ジュラシックパークで何度も耳にした、ヴェロキラプトルやTレックスを思い出させるような物音なのだ。
そのビルのオーナーなのかどうなのかは知らないが、1階には商店が入っている。
問題の部屋は二階。
3階と4階には、人がいるのかどうなのかはわからない。
いつか大きく育った、Tレックスが網を破って飛び出てこないか、私は冷や冷やしながら前を通るのである。
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by citroentz | 2010-06-02 19:02 | つらつら | Comments(2)

残り半世紀、反省記としないための覚え書き


by citroentz